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胃之上食堂●保存食・常備菜
おいしいものの作り方、ご紹介します:ここは、保存食・常備菜です
胃之上食堂●保存食・常備菜
  • きゃらぶき
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    【きゃらぶきと当座煮】
    下ごしらえは共通:蕗を掃除しておき、たっぷりの熱湯で5分茹で、灰汁を抜く。 冷水にとって粗熱をとり、皮を剥き、一口大に切っておく
    【当座煮の材料】
    下ごしらえした蕗250g
    鷹の爪 1pc
    水 1/2 カップ
    濃口醤油 1/2 カップ
    酒 1 カップ
    味醂 1/4カップ
    【きゃらぶき(佃煮)の材料】
    下ごしらえした蕗250g
    鷹の爪 1pc
    濃口醤油 1/2 カップ
    酒 1+1/2 カップ
    味醂 1/4カップ
    【仕上(共通)】
    味醂を除く材料を合わせ、小鍋で汁かがなくなるまで煮詰める。
    最後に鍋返しをしながら、味醂を加えて煽り、すべて汁がなくなったらできあがり
  • ゆかり
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    【ゆかり】
    日本料理の真骨頂。もしかしたら捨てられてしまう部分の積極的再利用。きちんと乾燥した環境で保存すれば何年ももつ、ご飯の友。
    ■梅干に色付けした赤紫蘇を、徹底的に干す。最後は真夏の天日で
    ■フードプセッサで細かく細かく粉砕する
    ■湿気ないように缶や罎におさめれば、数年はゆうに楽しめる
  • 茄子の塩漬け
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    【茄子の塩漬】

    ●レシピ的記述
    2%塩水を漬け込む茄子の嵩の半分位を用意(呼び水)
    茄子の質量の10%の粗塩を茄子にまぶしつけながら、呼び水に漬け込む
    このとき、鷹の爪のタネを抜いて加える(儂はミョウバンを入れない)
    一晩たつと水があがるので、重石を半分にする

    ●実務的記述
    Fissler 16cmポットを消毒しておく
    カップ2の水に大さじ1の粗塩で2%強の塩水を作り
    粗塩でもみながら茄子を漬け込み、鷹の爪を加える
    2.5kg(直径15cm)の重石をのせる
    三日目位がたべごろ

    ※茄子は、旧盆の前のもののほうが、皮がやわらかくタネも少い
  • 困ったときの錦木
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    粉かつおを篩に通し、
    少量の大根おろし、
    山葵おろし、
    浅草海苔をもんだもの、
    以上を醤油で和える。
    お辨當の副食、お茶漬けに。
  • 塩昆布
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    煮含めなどをすると、10cm角の利尻昆布が剰る道理で、こいつを1cm角の
    色紙に切ると簡單に百枚の塩昆布と相成る訳であります。
    小鍋に切った昆布を入れて、醤油をヒタヒタ+α位に張って弱火で煮る。
    毛布にくるんで暫く置いて昆布を柔らかくし、中間成果物に適宜塩を打ち、
    それを湯煎にて醤油を飛ばし表面に塩を吹かせる。湯煎で火あたりを和ら
    げるのが要諦でございますね。
    手抜きでいくなら、100度という超低温のオブンでじっくりいくのもありか
    なと思いましたが、これは要実験君です。
    辻嘉一さんは、文の火(超とろ火)で長いこと煮て、煉炭の火で湯煎にか
    けるなんて書かれてます。(料理のお手本--中公文庫)
  • 錦松梅
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     鰹節(本節・薄削) 50g
     昆布(日高)    15g
     白胡麻(煎り)   20g
     梅酢        20ml
     米酢         5ml
     味醂        10ml
     醤油        65ml
     砂糖        25g
     日本酒       20ml〜50ml
    ※節が汁気をすべて吸って作業しにくいとき
     →さらに昆布を漬けた水で適宜伸ばす
     日高昆布を20分程度水に浸し、柔らかくなったら微塵に刻む
     全部を一緒に煮て、汁気が無くなってきたらお皿に広げる
     乾燥しすぎないようにキッチンペーパーか乾いた晒し等を
     ふんわりかぶせて湯気を抜き、室温で冷ませば来上がり
  • カクテキ(朝鮮半島風大根の漬物)
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    □大根一本は皮を剥く→皮は干しておいて切り干し大根等に転用
    □大根は20mm角に切る、廿日大根だったら20mm厚の輪切り
    □【下処理】
     ・粉唐辛子とパプリカを各大さじ1/2〜1入れ、全体をまぜて20分程度室
      温放置→目的は着色と下味
    □【本漬け】--下処理の間に仕事ができる
     ・漬け込む罎と蓋にする小皿を煮沸消毒しておく
     ・セリ、またはニラ、または両方、セロリの葉で代用してもいい→1/2束
      を長さ40mmに切る
     ・葱一本を長さ40mmに切る
     ・ニンニク、しょうが、各一かけらを微塵切りにする
     ・塩大さじ1.5〜2、砂糖大さじ2(煮きり味醂で代用可)
     ★以上の材料をよく混ぜ、罎や甕に漬けて皿で蓋(下漬けで出た汁は捨てる)
    □夏場で2-3日、冬で3日以上で出来上がり。盛りつけは浮いてきた漬け汁も
     一緒に
  • スルメの麹漬け
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    スルメ2枚を横3cm幅に切り、縦になるべく細かく刻む
    足も3cm長に切っておく(要するに松前漬け状態)
    スルメと同量の麹を用意し、ボウルでスルメと麹をまぜる
    熱湯消毒した広口びんに上記のスルメを隙間なく詰め、
    分量の半分まで醤油を注ぎ、さらに酒をひたひたまで注ぐ
    約1ヶ月ほどで柔らかくなり、つけ込んだ汁と一緒に小鉢に
    盛る。季節の薬味を添える。
    【メンテナンス】
    つけこんだ罎をときどき上下に振り、つけ汁が少なくなっ
    ていたら、ひたひたまで追加しておくこと。
    罎の保管は冷蔵庫で。
  • 葡萄のジュース
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    ベリーAやキャンベル系の赤葡萄を1kg
    水をカップ2.5
    砂糖500g
    レモン1個
    ・葡萄は種をはずしてよく洗い、鍋に入れて皮ごとつぶし、
     分量の水を加えて加熱する。
    ・丁寧にアクをひきながら、10分程度煮る。
    ・晒しで袋を作り、煮あげた葡萄をボウルの上で吊して煮汁
     をとる(絶対に絞らない)。
    ・できたジュースに分量の砂糖を加えてアクをひきつつ煮とかす。
    ・火から下ろしてレモン汁を絞って加える
    →煮沸した罎で保存→飲用時に3-4倍に希釈(保存は概ね半年)
  • 肉味噌(常備菜)
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    □仙台味噌を濾して50g、砂糖大さじ2.5、酒大さじ0.5、味醂大さじ0.5
     を火にかけて練り味噌をつくる
    □別鍋で豚挽肉100gを油でポロポロになるまで炒め、
     生姜汁、酒、醤油各小さじ1で味付ける
    □これらを併せて肉味噌とする
  • タンの塩茹で(常備菜)
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    【タンの塩ゆで】
    ローリエ 5枚
    丁字 数個
    マージョラム 少々
    粒胡椒 ぱらら
    パセリの茎/セロリの茎 適宜
    タン(豚でも牛でも) 1.2kg〜1.5kg
    塩 適宜(夏は対タン重量比10%、冬は4%でもOKかな)
    ----
    塩を除く上記材料を鍋に入れ、ヒタヒタの湯でタンを1時間
    ほど茹でます。はかせなべとかほっとく鍋とか、多層鍋に
    セーターを着せた環境での余熱調理でしたら2時間位かな?
    圧力鍋である必要はないです。
    基本的な加熱はここでおしまいですから、よく火が通って
    いて、なおかつ材料が軟らかいということを串で確認します。
    時間がきたらタンを引き上げます
      □ゆで汁はとっておく→翌日使い回す
      □牛の場合は熱いうちに皮を剥く
      □分量の塩をタンの表面にぬりこんで
       アミを敷いたバットの上で一晩寝かせる
       →翌日ドリップは捨てる
    翌日、タンの表面の塩を手で落として茹で汁でヒト煮立ち
    させて冷めたらできあがりです。
  • 糠床メモ
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    【体積比で以下の材料を準備】
    □いりぬか   10
    □清浄な水    3
    □塩       1
    【重量比だとこんな感じになる(例)】
    □いりぬか   600g
    □清浄な水   600ml
    □塩      100g
    【以下のオプションAを検討】
    □鷹の爪        適宜
    □酵母剤or乳酸菌剤   適宜(微量)
    【夏場以外は以下のオプションBも検討】
    □昆布
    □大豆
    □皮むき生姜
    □山椒の実
    □
     その他
    ---------
    【段取】
    1) 糠は篩にかけてゴミを取り除いて検量
    2) 分量の水と鹽に鷹の爪を入れて煮立ててからよく冷ます
      ※晩秋から春先までに出汁昆布を入れる場合はここで投入
    3) 容器に準備した糠の一部を入れ、室温になった塩水(液)を
      すこしづつ加えながら固めの床を作る
      ※風味づけのオプションBを夏期以外に加える場合はここで
      投入
    4) 酵母剤or乳酸菌剤(エビオス、ビオフェルミン等)を水に溶いて
      まぜる
    5) 表面を平らにし、叩いておく。蓋には布巾をはさんでおく
      →その目的は、結露を床にもどさないため、特に冷蔵庫内
       での熟成は結露を誘発するので特段の注意が肝要
    6) くず野菜(キャベツの芯や大根や人参の葉やしっぽ)を漬けて
      朝晩すみずみまでかきまぜる。
      →夏場は3日で、冬は10日位で糠床となる
      ※この作業の目的は、床内の乳酸菌の適度な活性化
    【本番漬け】→私的手順
    胡瓜も茄子も板ずりに近い作業をします。板ずりだと鹽がもったい
    ないような気がして、掌に鹽を盛って胡瓜や茄子を弄びます。(^^
    野菜の固い表面に鹽で瘢をつけて、塩味が浸潤する途をつけてあげる
    感覚です。仕上がった状態は、野菜の表面に大量の鹽が付着しています
    その状態でステンレスバットに網を敷いた容器に置いておきます。
    夏場なら20分ほどで野菜が汗をかきます(浸透圧)
    よく消毒した布か、抗菌不織布で野菜の表面を拭って床に漬けます。
    以前は茄子に明礬を加えていましたが、色合だけの問題なので
    明礬の添加を廃止しました。冬場に食べる活きの悪い海栗のような
    えぐみがお好きでしたら、入れるといいと思います。
    このへんは好みかと思います。
    【漬ける時間】→これまた私的
    胡瓜は、半日で浅漬け、一日で古漬けという感覚かと思います。
    茄子は、その時間軸が大体倍になります。
    そこで、茄子を急いで漬けるときには、上記の「板ずり」作業の
    段階で茄子を縦に半分に割って漬けます。これで胡瓜と
    熟成時間がほぼ揃います。
    特に漬け込みを急ぐ場合は、夏場にあえて冷蔵庫から出しておいて
    室温で漬けます。ただし、このやりかたは以下の二点が危険です
     1) うっかり忘れで床がお釈迦のリスク
     2) 結露どばどばで床に雑菌繁殖のリスク
    糠どこのリカバリ(リメーク)は大変な作業となるので、
    滅多にこの作業をいたしませんが、實はこのあいだ、これを
    やってしまって、床を壊した私でした 嗚呼
    【フェイルセーフ】
    今考えているのは、糠床を二系統準備しておいて、不測の事態に
    備える体制作りです。最近ではコンパクトな床用の容器が出回って
    いるようですので、この秋からはこのようにしたいと考えています。
  • スルメの麹漬け
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    スルメ2枚を横3cm幅に切り、縦になるべく細かく刻む
    足も3cm長に切っておく(要するに松前漬け状態)
    スルメと同量の麹を用意し、ボウルでスルメと麹をまぜる
    熱湯消毒した広口びんに上記のスルメを隙間なく詰め、
    分量の半分まで醤油を注ぎ、さらに酒をひたひたまで注ぐ
    約1ヶ月ほどで柔らかくなり、つけ込んだ汁と一緒に小鉢に
    盛る。季節の薬味を添える。
    【メンテナンス】
    つけこんだ罎をときどき上下に振り、つけ汁が少なくなっ
    ていたら、ひたひたまで追加しておくこと。
    罎の保管は冷蔵庫で。
  • お弁当常備菜
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    □酒煎りしらす #84
     ○しらすはざるに入れて酒を振りかけてしばらく置く
     ○厚鍋を弱火で熱し気長に煎りつけ酒を飛ばす
    □牛肉しぐれ煮 #189
     ●牛肉霜降りの切り落とし200g●古しょうが20g●出汁1/2カップ
     ●酒大さじ3●砂糖大さじ3●醤油大さじ3強●味醂大さじ2
     ○一口大に切った牛肉を湯で下茹でし、灰汁をとっておく
     ○生姜は千切り
     ○鍋に分量の出汁と調味料を入れ、生姜と牛肉を入れて
      汁気がなくなるまで煮る
    □ささがききんぴら #111
     ●ごぼうと人参
     ○牛蒡も人参も厚めのささがきにし、牛蒡は水にさらす
     ○胡麻油で炒めて、醤油1 + 出汁2の調味液で味をつけ
      汁気がなくなるまで煎り煮する
     ○好みで七味を振る
    □酢ばす #46
     ●蓮根100g
     ○薄く輪切りにし、酢水に放しておく
     ○鍋に湯を沸かして、同上の水気をよく切り、さっと茹でる
      茹で上がりを冷水にとる
     ○同上の水をきって、以下の調味液に漬け込む
      昆布酢* 大さじ3
      出汁汁 大さじ2
      塩 小匙1/2
    □昆布酢 #28
     ●酢1カップ、砂糖大さじ3、塩小匙1、昆布25mmの角切り20g
     ○分量の調味料をひと煮立ちさせて冷ます
      そこに昆布を入れて漬け込む
    □椎茸のうま煮 #46
     ●干し椎茸100g★出汁汁3カップ★酒1/4カップ●味醂1/4カップ
     ★醤油1/4カップ★砂糖1/3カップ
     ○干し椎茸は水でもどし軸をとっておく
     ○鍋に★印を入れて戻した干し椎茸を入れて火にかけ灰汁をとる
      弱火で煮汁がなくなるまで40分以上煮含める
     ○最後に味醂を回しかけ仕上げ煮する
    □花豆 #168
     ○花豆100gはたっぷりの水に一昼夜浸しておく
     ○水を替え、沸騰したら火を止めて30分ほど置く
      花豆を一旦水にさらし、水をもう一度取り替える
     ○差し湯をしながら、豆が煮汁の中に沈んでいる状態を
      維持しつつ3時間ほど煮る
     ○柔らかくなったら、煮汁を豆とヒタヒタの状態にし
      好みの砂糖醤油で味を調え弱火で10分程煮て火を止める
      そのまま味を含ませる
      ※推奨分量は砂糖1カップ強 + 醤油大さじ3/2
    □ひじき薄甘煮 #123
     ●乾燥ひじき50g(戻すと350g)●出汁しる3カップ●酒大さじ3
     ●味醂大さじ1●砂糖大さじ3/2●醤油大さじ3/2
     ○ひじきは30分ほど水につけ、よく洗って汚れをとり熱湯で2-3分
      茹でざるに揚げておく
     ○鍋にだし汁と調味料とひじきを入れ、強火でひと煮立ちさせた
      あと、弱火にして灰汁をとりながら15分程煮て味を含ませる。
    □きゅうりと蕪のサワー漬け #122
     ●きゅうり3本●かぶ3個●昆布酢1/3カップ
     ○キュウリは蛇腹に切り、蕪は皮を剥いて2つに切って鹿子目
      を入れておく
     ○材料に薄く塩をあて、しんなりしたら水気を切って
      昆布酢に漬け込む
  • 唐辛子(赤・青)の保存
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     [青唐辛子の酢塩漬け]
     刺激的な辛さを表面に出す、サッパリした夏系調味料です
     饂飩によし、ペペロンチーノによし、サラダによし
     水っぽくなった素麺の辛汁にこいつを入れて啜っても旨い
     ◎青唐辛子を半割として、種を全て除く。
     ◎小口に少し粗く、切っておきます。
      沸騰したお湯に塩を少々いれたところへ青唐辛子を
      さぶんと、泳がせてすぐにあげます。
      盆ザルに広げて素早く粗熱を取ります。
     ◎米酢、一合に、塩を30グラム弱を溶かしておきます。
     ◎冷めた唐辛子を、瓶のなかに入れて塩入りの酢で満たします。
     [赤唐辛子の塩漬け]
     青とくれば赤です。こちらは、赤ピーマンを合わせてライト感覚に
     酢は用いずに塩のみで漬けます
     夏場に入手できる唐辛子(フレッシュ)の赤い物と、
     赤ピーマンを 6:4 で、塩づけします。
     こちらは酢が入っていないぶんだけ、料理の味の軸をぶれさせる
     ことなく楽しめます。
     こちらもペペロンチーノにあいます。
     パルミジャーノ・レッジャーノを合わせる場合は、この赤のほうが
     いいです。
  • 味噌の作り方
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    甕についての試算
    ■容器の容量の見積例: 常滑久松の22cm寸胴型甕を例に計算
     常滑久松の22cm寸胴型甕は、220mm x 220mm x 314mm=約7.6L
     底面から175mmで仕込むと→約6Lの仕込みとなる
     ※高さの余裕は重石のために
     【計算根拠】
     味噌の1kgは、体積で約0.6Lであるから、
     上記の甕は6L=10kgの味噌が仕込めることになる。
     辛味噌は大豆1kg+糀1kg+塩0.45kgで4kgの味噌に仕上がる
     よって、甕1本あたりの大豆・糀要求量は各2.5kgである。
    ------------------
    ■甕の要求本数
     味噌汁一回あたり50gを使って30日で掛けると1.5kg
     味噌を使うのは朝食の味噌汁だけではないので、2.5kg/月
     というあたりを消費量として、甕の要求本数を概算
     12 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11
     → → → → ■ ■ ■ ■ / / / /
     → → → → → → → → ■ ■ ■ ■
     / → → → □ □ □ □ / / / /
     / / / / → → → → □ □ □ □
     / / / / → → → → → → → →(12→3月用)
     【凡例】
     → 仕込み(寝かし)
     ■ 利用(辛) □利用(甘)
     / 空き
    このように整理すると「→」が縦に重なる本数が要求本数
    味噌仕込みの道具
    容器(甕)→上述
    重石   →2個で甕の味噌仕上り量と同等の重さを用意する
          計画仕上重量10kgの場合、重石は5kgを2個用意
    落し蓋  →重石を均一に有効に機能させるため使用
    マッシャー→底が平らな専用品、買うのだったら一番大型のやつを
          瓶の底、フードプロセッサー、食品用袋に詰めて手で潰す
          ということでも代用できる
    バット等 →マッシャーを使って大豆を潰すための環境
          フープロ等で潰す際も半製品展開環境として必要
    鍋    →乾燥大豆を煮るための大きさ。仕込量が一発仕込める
          容量が必要、焜炉の口数があれば複数になっても可
    飯台   →あれば、まぜる環境として便利
          ●
    □木べら □お玉 □サランラップ □手拭き用タオル
    □ペーパータオルまたはサラシの布巾 □アルコールスプレー
    □仕込み・手入れ状況を記述して甕に貼っておく紙
    材料と分量
    【味噌 4kgの仕込み】
    米こうじ     1kg (生こうじも乾燥こうじも同じ)
    塩       450g
    乾燥大豆     1kg (水煮大豆の場合2.3kg)
    水         4L  (水煮大豆なら600ml)
    仕込み前日の段取り(乾燥大豆の場合)
    □乾燥大豆はよく水洗いし、虫食いや不良豆を取り除く
    □鍋に入れて大豆量の4倍(重量比)の水に漬けておく
     漬ける時間は、冬12-15時間、春8-10時間程度
    □そのまま火に掛けて、沸騰したら蓋をとり、アクを
     掬い・煮汁を足しながら、柔らかくなるまで5-6時間
     煮る(多層鍋で仕事すると省エネ)
    仕込み日: 道具の消毒と仕込み(すべてを1時間以内で)
    ●基本的な流れ(数字は着手起算の積算分数)
          00 05 10 15 20 25 30 35 40 45 50
    □道具消毒 ⇒⇒⇒−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
    □大豆加熱 −−⇒⇒⇒⇒⇒⇒−−−−−−−−−−−−−−
    □麹塩合せ −−−−⇒⇒⇒−−−−−−−−−−−−−−−
    □大豆潰し −−−−−−−−⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒−−−−−−−
    □大豆麹合せ−−−−−−−−−−−−−−−⇒⇒−−−−−
    □甕につめる−−−−−−−−−−−−−−−−−⇒⇒⇒⇒⇒
    ●各段階の詳細
    □基本的には豆が煮上がる段階が仕込みのスタートなので、煮上がり
     時間は前日から逆算してとりかかる
    □分量の塩とコウジをほぐしながらあわせておく(豆が仕上げる直前に)
    □豆が仕上がったらマッシャー等でつぶす
     (冷めるとつぶしにくくなるのでできるだけ材料を冷やさない)
    □つぶした大豆とコウジ・塩をあわせたものを混ぜる
     →全体にしっとりとし、ムラがなくなるまで
     →飯台などで行うと簡単
    □手指・容器をアルコール等にて清浄にし、味噌のもとを空気を抜く
     ようにスキマ無くきっちりと詰めていく。
     雑菌を排除するため、調理用手袋を併用するといい
    □詰め終わったら表面を平らにならし、容器の内側をペーパータオル
     等で清掃し、アルコールスプレーで処理しておく
    □味噌のもとに直接ラップをかけ、落としぶた・
     重石(仕上り量の1/2の重石を2個)
    □容器に蓋をするか紙等で覆って埃よけとする
    □仕込み日を記述した紙を貼っておく(手入れの記録にも利用)
    1箇月ごとの点検
    □蓋をあけ、黴の処理をして天地返しをし、重石を半分にする
     ※道具は十分に消毒して行う
    □仕込みから約3-4箇月で食べられるようになる
     ※一夏越したもののほうが旨いと思う


      【壓力鍋de手前味噌】加熱前の分量は、材料を含ム水位=高サの1/3以下を厳守▼適宜な直径の蒸し板を落し蓋にする(FisslerかMUJI好適)▼沸騰後の力行加壓は弱火2-3分、焜炉運轉停止後の惰行加壓は15-20分▼其後減壓して直ちに壓潰、人肌に自然冷却後溷合済の鹽麹と混和

         
  • 梅干の作り方
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    ●ほのかに黄色みをおびた梅干し1kg
    ●梅は洗って、一晩水に漬けて灰汁抜きし、水を切って粗塩200g*(好みで)をまぶす
    ●煮沸消毒した容器に移し、塩をまぶした梅に
     押し蓋と重石をしておくと1週間で漬け液がひたひたに上がってくる
    .........オプション........
    ●100gの赤紫蘇の葉を水洗いして、すり鉢の中で10-20gの粗塩をまぶしてもみつける
    ●葉から汁が出てきたら、しその葉の絞り汁はよく絞って捨てる(アク抜き→これ重要)
    ●梅の漬け汁を注ぎ、十分に色を出す
    ●その液(赤梅酢)を再び梅の容器に戻す、紫蘇葉は一番上に置く
    ...........................
    ●土用の頃、晴天が続く気圧配置を確認し、梅と紫蘇を笊にあげて3日連続天日干しする
     夜は、容器に戻す。梅酢は宝物、ムダせぬよう大切に取り扱う。
    ●天日作業後1週間程度して、梅干しに皺がよってきたら、梅酢を少量にする
    *好みとはいっても、塩加減の分量は、保存食品としての最低ラインを守る。
     好みで25%まで増量してもよい。減量は、あまりお薦めしたくない
  • 梅ジュース
    dummy.jpg
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    近所で南高梅を売っていたので、夏を乗り切る梅ジュースを仕込んだ。
    □楊子で梅の「へそ」をとる
    □洗う
    □楊子で梅を蜂の巣状態に刺しまくる
    □上記を24時間以上冷凍する
    ↓
    □甕等の中で、グラニュー糖・梅・グラニュー糖・梅…の層を作る
     梅2kgに対して砂糖類1.5kgの見当なり
    □それを10日ほど漬け込む
    ↓
    □できあがったシロップを氷水やソーダ水で希釈して飲用する
    ※なお、セ氏75度以上で湯煎をしておくと雑菌が排除でき、
     冷蔵すれば半年程度は日もちする。
    この情報は、築地の八百屋さんから
    □できあがったシロップを氷水やソーダ水で希釈して飲用する
     えー、グッドな出来映えで仕上がっておりますので、
     賞味ご希望の方は遊びにきてください。(^_^)
     やはり今回は湯煎が決めてだったような気がします。
  • 赤蕪の漬け物
    dummy.jpg
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    赤蕪は、天地を切り落として、縦半分に切っておく
    酢に砂糖と水を加え熱して甘酢を作る(酢をとばす
    ほど熱してはいけない)
    赤蕪を2-3週間漬け込む。
    2mm厚に切って提供。
  • ゴマの常備薬味
    dummy.jpg
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    阿部なを さん のアイデアです。
    黒ゴマを炒って、熱いうちにすりおろしてしまいます。
    これに、醤油をまぶしてペースト状にしておけば
    冷蔵庫でかなりの保存がききます。
    で、旬の緑野菜とか山菜のおひたしなんかに 和えていただくわけだ。
    おひたしは、どーせ醤油がまぶされることになるから
    そのてまがはぶけ。。。。
    し。しかも。。
    醤油がゴマとなじんで コクと風味が増すわけだ。。
    一石二鳥!
    *ゴマは3つぶはねたら、いりあがったことになります。
    うかうかしてると こげつきますぜ
  • シンスケの塩辛
    dummy.jpg
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    ●ワタを外した身はザルの上で軽く塩をして一晩寝かせる(水を出す)
    ●ワタはザルの上で白くなるほど塩をして一晩寝かせる(水を出す)
    -------翌日------
    ●ワタを裏ごしし、塩をふり、醤油を隠しに加える
    ●切りそろえた身を和えてできあがり
    《 提供 》
    ●一日一回かきまぜ、三日めごろが食べ頃
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