2001新世紀蕎麦栽培の記録


■011125 新蕎麦、試打・試食しました
これは、01/11/24の画像です。来る12/9に配布す る蕎麦栽培倶楽部用の玄蕎麦を、一足お先に製粉し て試打・試食しました。いつもの切り方より意図 的に太く仕上げてあります。噛みしめる食感を求めて のことです。
切りが雑な点はご海容ください茹でと盛りがいーか げんなのは、時間的なものというより、熱源がシー ズヒーターという公民館仕様の厨房のせいです(・_;)
メッシュは40です    言分けが多いなぁ。

なお、今回は一口あたり1畝ということで、玄蕎麦ベースで10kg程度の配布となりました。 12/9には川越中央公民館で、配布と収穫祭を行います。皆様ありがとうございました。また来年も楽しみましょう!

【現在収穫と調製の画像は編集中です、近日ここにアップします】

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【左】加水率52%、生粉ですが、しっかりとした麺になりました  【右】いつもよりかなり太め、もちっとした食感と新蕎麦特有の甘さを楽しみました



■011103 ソバの障害状況
これは、01/11/03の画像です。メールでもご案内の通り、非常に不規則な生育状況で、減収はほぼ間違いありません。10/19版の画像のあとの画像も抑えてありますが、とりあえずこちらの画像を先にアップしました。

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【左】まだらに生育している  【右】常夜灯が照らす範囲は、このように未だに開花状態 実はつけていない 

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【左】県道沿いの株も開花状態 実はつけていない 【右】開花状態の株のアップ(熟度A)

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【左】十分に登熟できていない株(熟度B) 【右】比較的順調に登熟している株(熟度C)

011103_7sehojou_190.jpg 011103_beebox_190.jpg 【左】川越蕎麦の会の圃場から少し離れたところにある7畝の圃場は比較的順調に登熟。(種子は同一のもの、播種は8/21、川越蕎麦の会は8/26播種)  【右】(参考画像)今回コンバインをお願いする加藤ファームの蕎麦圃場の傍らには、ミツバチの巣箱が置いてあった


■011019 一部倒伏してしまいました
先週通過した台風崩れの前線が、結構大量の雨を降らせたようです。埼玉県下でも局地的な豪雨となったらしく、私の住む川越南部や鳩山町あたりでは大したことがなかったのに、川越北部から坂戸にかけては相当な降雨があったようです。

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【左】倒伏の状況です。幸い完全に地面に倒れてしまうという状況ではありませんが、収量に若干影響を及ぼしそうな状況です。地力のゆえ、茎が太くふんばってくれたのか、それとも丈がさほど伸びない「常陸秋ソバ」のおかげか、なんとかこのような状況で生育しております 【右】このように、概ね1/3位の株はしっかりと自立しております

■010918 蕎麦の花が咲きました!
皆様!待ちに待った蕎麦の花が咲きました! Webの画像でお楽しみいただくと同時に、是非現地をご覧になってください。

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【左】気の早い株は、早くも白い花の蕾をつけはじめています 【右】人間の目の高さから俯瞰した畑の状況。高さは30cm位に生長しています。

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【左】畝間の状況です  【右】下の方の葉がやや黄変しているのがちょっと気になります

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【左】原農場のコシヒカリ(減農薬・低化学肥料)の収穫風景。今年も原農場では新米の出荷をはじめましたので、みなさん注文してください。旨いですよ!! [原農場]〒350-0204 埼玉県坂戸市紺屋586 電話049-283-9223 Fax049-281-9747 携帯090-1536-4058 (原さんは忙しく農作業をしていますから、携帯に電話を入れて価格や送料等を確認し、そのあとFaxで住所等を知らせる方式が一番確実)  【右】見事なまでにひっくり返ったコシヒカリ、土が肥えていると実が重くなって余計に倒れやすくなる。なお、倒伏しても等級に影響は出ない

■010912 台風15号の影響はなし、蕎麦は無事です
台風15号と16号。二個大隊ですから、まさしく「旅団」型の台風でした。10日から11日にかけて風雨が強まり、蕎麦への影響が懸念されましたが…

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【左】このように葉まで泥をかぶって、かなりの土砂降りの痕跡はありましたが 【右】このように根がしっかりと大地にふんばり、危なげなく育っておりました。全長は20cmを超えています これで一安心です。

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【左】原農場のコシヒカリ(減農薬・低化学肥料)はこの通り、一部が倒伏していました。コシヒカリという品種は、そもそも稈が細くて長いためこのように倒れやすいのが欠点です なお、背後に見える建物が、蕎麦の収穫の時にお世話になる原農場の米の調製施設です。  【右】ふと見上げると秋の雲がたなびき、越辺川と入間川の土手には彼岸花(曼珠沙華)が咲いていました。

■010910 台風が心配です

今年は紀伊半島から侵入してきて、東日本を縦断していく「中央突破型」の台風の当たり年ですね。人間は、自然を前にして何も為すすべがありませんが、蕎麦の無事を祈るのみです。

■010908 除草をしました
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9/8の蕎麦畑の様子。まずまず順調です。

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除草作業中の櫻さん(左)と成田さん(右)、この他岸本さんがご参加くださいました。岸本さん、冷たい飲物をご用意いただき、ごちそうさまでした。作業の合間の水分補給はとても有り難かったです。

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【左】作業前の畝間の雑草の様子。この時期に処理しておくと、あとが楽。圃場の畝間全部はできなかったが、雑草が濃い畝間と、圃場の周囲はすべて処理した。 【右】食害を起こしていた虫

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食害の様子。ごく局所的で、全体の影響はないと思う。

■010905 ご近所からお褒めを…
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一面に発芽した見事な蕎麦畑。本日は、約16cm位に生長していました。この状態を見た近所の人が、原さんに「見事ですね」と言ってくれたそうです。

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発芽した蕎麦のアップです
やっぱり厚いなぁ、、

■010829 無事発芽しました
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左は発芽した蕎麦のアップ。おひたしにすると旨いですよ  右は播種機による筋蒔きの状況、、、ちょっと厚かったなぁ。もっと間引かれた感じでいいのですが、来年は播種機をチューニングして薄く播こう(反省)
なお、今年は中耕・土寄せはしない予定

■010826 2001年の種蒔き
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左は今回播く玄蕎麦、種子用として管理されているため、全く磨かれていない。  右はタネが入っていた袋。金砂郷・大方産。サラブレッドのような常陸秋ソバだ。

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左は井上が播種機をころがしているところ。この器械のおかげで、一反あたり1時間弱で作業ができる。  右はラテンダンス(Salsa)の師匠、高田哲哉先生。見よ!この軽快な足取り

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左は酒井さん  右は鈴や(三浦)さん

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左は加納さんと成田さんが紐を張って播種機のガイドをしているところ  右は忙しい中駆けつけてくれた生産者の原さん(左から二番目)と援農人の笹川さん

 8時に集合して12時半に完了。その後、原さんのお宅に移動して、原さんが無農薬・有機栽培で育てた小麦粉二種(チクゴイズミ、農林61号)と鈴やさんが持ってきたASW小麦のうどんを食べ比べた。労働のあとのビール、旨かった(^_^)  

■010825 明日に向けて耕起
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いよいよ明日は種蒔きである。雨台風が去ったあとなので、圃場はとても重たい。トラクタを走らせてみると、まずまずのコンディションとなったので一安心だ。
右の稲穂は、生産者の原さんが丹精をこめて育てているコシヒカリ(減農薬・低化学肥料による有機栽培だ。とても旨い!

■010815 圃場の場所説明
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これが今回の圃場[画像拡大]です。8/15現在未耕起です。前作の小麦の稈をラフに鋤込んだ状態。
場所は、https://www2.mapfan.com/mfwmap.htmlにアクセスして、「住所でさがす」をチェックして、キーワードに「埼玉県坂戸市中小坂」と入力してください。
この操作で出てきた地図の右の方にある三井のガソリンスタンドから右手の部分が今回の圃場です。なお、この地図は、下の縮尺ボタンを押すと適宜スケールが変えられます。

■010810 播種(タネマキ)の日程です
播種は、2001年8月26日(日曜)朝8時から行ないます。圃場を皆さんにご覧いただきたいと思いますので、栽培クラブに参加された方、ご家族やお知り合いの皆さん、ふるってご参加ください。また、栽培クラブに参加しておられない方でも、飛び入り歓迎です!場所の地図等は後日お知らせします

■010802 金砂郷の種を調達しました
今回から常陸秋ソバを収穫するため、茨城県の精農家である荒川さんの助けを借りて、金砂郷産の種子を取り寄せることにしました。

■010801 圃場を確定しました
生産者である原秀夫さんと打ち合せの結果、圃場(畑)は、昨年と同じ場所で行うことになりました。面積は約3反(1,000坪)、冬から初夏にかけて小麦を生産し、収穫後の藁を鋤込んであります。倒伏(蕎麦が倒れてしまうこと)の原因となる窒素系の肥料はもとより、化学肥料は一切与えておりませんが、蕎麦の旨味を増すようにと、無農薬飼料で育てられた鶏糞を醗酵させた有機肥料を投入しております
なお、蕎麦の会の分としては、このうちの1反(300坪)です。

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